嫁ちゃんが入院しました。
5泊して6日目のお昼に退院です。
そして今は自宅安静でございますよ。
診断名は〈切迫早産〉。
名称がもう怖いよっ!!!
「何それ大丈夫なの?」
「兆候は?」
「入院中の生活や治療は?」
「退院後の生活は?」
ということで本記事では、今回私たちが経験した切迫早産について話します。
これは決して他人事じゃありません。
誰にでも起こり得ることであり、ママだけでなく夫婦や家族の問題でもあるのです。
甘く見ていると大変な事になりかねません!
あなた達の妊娠生活。夫婦ともに無事に乗り切るための参考になればと思います。
記事の最後には、どうしても家事ができない場合の解決策も紹介していますよ。
放置すると早産のおそれ!?「切迫早産かも」と感じたらすぐに病院へ
切迫早産は意外となる人が多く、私の親戚や職場でも経験者がたくさんいて驚きました。
しかし、だからといって甘く見ていると危険です。
まずは切迫早産について知識を持つことが肝心でしょう。
切迫早産とは早産になる危険性が高い状態のこと
まず早産とは、妊娠22週から妊娠36週までの出産のことを言います。
妊娠22週未満の出産である流産とは区別されており、早産の場合は赤ちゃんが助かる可能性は比較的に高いとされています。
とはいえ早ければ早いほど長期間の新生児治療が必要となりますし、赤ちゃんに障害が現れる可能性も高くなってしまいます。
そのため、できるだけ早産にならないよう妊娠中には定期的な健診を受けて、早期診断と予防が大切になるのです。
切迫早産というのは、早産になる可能性が高い状態のことです。まさに「さし迫った」状態なんです。
子宮収縮が頻繁に起こったり、子宮の出口が開いて赤ちゃんが出てきそうになったりします。
早期に適切な治療をしなければ、そのまま早産となってしまう恐れがあります。
しかし早めに治療を受けることで早産の危険を回避し、無事に正規の期間での出産を迎えることもできます。
なので、「切迫早産かも?」と感じたら迷わず病院へかかる事をおすすめします。
では、どういう時が切迫早産の可能性があると言えるのでしょうか。その兆候についてこれから説明しますね。
切迫早産のサインを見逃さない
私の嫁ちゃんの場合は、ほんの些細な違和感からでした。
その日、昼過ぎまでは何の異常もなく普通に過ごしていたそうです。
ところが夕飯の準備をするためキッチンに立って作業していると、お腹が張ってきたのです。
お腹が張ること自体は通常でもあります。しかし普通は数分で収まるはずのお腹の張りが、なかなか収まりません。
収まったと思ったら、また数分後に張ってくる。そんな状態が続きました。
仕事中の私には「今日はなんだか調子悪いから、ご飯作れないかも」とメールが来ました。
妊娠中、気分が優れなかったりする事は今までもよくありましたし、その時点では私も気にしていませんでした。
私が帰宅してからも調子は回復しません。話を聞いてみると、「ずっとお腹が張っている」とのこと。
痛みや出血は無く、ただ「お腹が頻繁に張る」というだけ。
でも、これが見逃してはいけない切迫早産のサインなんです!!
そこでふと、かかりつけの産婦人科での母親学級を思い出しました。私はちょうど休みだったので、嫁ちゃんと一緒に参加したのです。(男性は私1人でちょっと肩身が狭かったですが、参加して良かったと思っていますよ)
先生がおっしゃるには、
「1日のうち4〜5回ほどお腹が張るのは普通だから問題ありません。しかし1時間のうちに何度も張ったり、張る間隔がどんどん短くなったり、出血や痛みを伴う場合は、夜中だろうと休診日だろうと一刻も早く病院に連絡してください」
と説明されていました。
「ためらっていたら、病院に来た頃には赤ちゃんの頭がもう見えていた。なんて事もありましたからね〜ハハハ」
とかいう話で。
…いや、まじで笑い事じゃねえわ!
ってなわけで早急に病院へ電話すると、すぐ来院してくださいと言われました。
来院して検査を受け、〈切迫早産〉と診断されました。
かなり早期だったらしく、子宮口もしっかり閉じていました。
先生も「早く連絡くれて良かったよ」と。
お腹が頻繁に張るということは、いわゆる陣痛が起こっているのと同じような状態らしく、そのまま我慢して放置していたら子宮口が開いてきてしまうそうです。
子宮口が開いてきた場合になると、子宮口を縛って早産を止める手術をしなければならないんですね。
私の嫁ちゃんの場合、そこまで至っていなかったため投薬での治療で済みました。
本当に早期受診って大切だ…。
見逃してはいけない切迫早産のサインは、
- 頻繁にお腹が張る
- お腹の張る間隔が短くなる
- 張ったときに痛みがある
- 子宮から出血や破水がある
こんな時は、ためらわず早急に産婦人科へ連絡・受診するようにしてください!
入院中の生活と治療はこんな感じ
はじめての入院生活という事もあって、嫁ちゃんはかなり不安な様子でした。
緊急入院だったので何も準備しておらず、何が必要なのかも分からない状況からのスタートでした。
入院するかもしれない人、入院が決まったけど何も分からなくて不安な人。
そんな夫婦の参考になればと思い、私たちの体験談をお伝えしますね。
入院生活の流れ
1〜2日目
検査を受けて〈切迫早産〉と診断され、即入院が決まる。
そのまま子宮の収縮を抑える薬(はり止め)を点滴で常に投与しつづける。
ずっと安静でお風呂も禁止。トイレのみ点滴を付けたまま行ってOK。
食事制限はなし。
薬の副作用で動悸や手が震えたり、腕や背中が痛い。
動けないことと不安で精神的に参る。
3〜5日目
点滴が外れ、飲み薬になる。
シャワーが解禁される。
少しなら動いてよくなったので、気分的にちょっと良くなる。
とにかく暇すぎてU-NEXTの偉大さを実感する。
・U-NEXTの月額料金って高いの?メリット、デメリットを徹底解説 - モーモー シネマ&ライフ
家のベッドで寝たい、飼い猫に会いたい、早く帰りたい病を発症する。
6日目
退院!
飲み薬は継続。
自宅安静で、立ちっぱなしや運動など身体に負荷のかかる行為は避けるように。
状態が良くない人は出産まで入院して点滴を打ちつづけなければいけない場合もあるので、今回は順調な経過だと言えます。
しかし、それでも本人の負担は身体だけでなく精神的にも相当なものでした。
こんな時に、夫である私の支えがどれだけ重要なのか再確認しましたよ。
入院中に用意したものリストを公開
基本的には妻が緊急入院したときは、入院生活で必要なものは夫がすべて用意することになります。
人によって、また病院によって、必要なものや欲しいものは違います。あくまで私の嫁ちゃんの入院中に用意したもののリストになります。
夫婦で相談したり状況に合わせて準備しましょう。
所詮、夫にはサポートしかできません。全力でサポートするのが私たち男どもの仕事です。
「面倒くさい」「重い」「それ本当に必要?」とか、絶対に言っちゃダメですよ!
入院中に用意したものリスト
- 下着(多めに)
- パジャマ(できればワンピースのやつ)
- 靴下
- スリッパ(軽く潔癖なので病院のやつ嫌だ)
- 枕(病院のやつが合わない)
- 抱き枕
- ふわふわクッション(座るとき用)
- シャンプー、リンス、洗顔料(病院の嫌だ)
- 桶(シャワー禁止の間は濡れタオルで体を拭くため)
- 化粧水、乳液
- ボディクリーム
- 歯ブラシ
- 箱ティッシュ
- 除菌ウェットティッシュ
- 綿棒
- ヘアクリップ
- 爪切り
- かゆみ止め(医師の許可を得て処方されたもの)
- デカフェの緑茶、ジュース、おやつ
- ウォークマン
- スマホ充電器
- 印鑑(入院の書類に必要)
こうやって見ると、「いや…それ要らないでしょ」「それくらい我慢しなよ」と思うものもあるかもしれません。
人によっては他にも必須でないものを欲しがる場合もあるでしょう。
でも、それで心の不安や孤独や恐怖が、ほんの少しだけでも軽減されるのならば良いじゃないですか?
男性には計り知れないほどの精神的な負担が母親にはあるのです。
正直、私もまったく共感できません。
だけど、共感できないのなら、せめて理解を示そうと寄り添ってサポートし尽くすべきなんですよ。
ちょっとでも気が紛れるのならば、少しでも楽になるのならば、それは大事なことです。
入院中だけではありません。
切迫早産は退院後も基本的に自宅安静になります。
つまり、入院中も退院後も、家事は夫がしなくてはいけません。
「すべき」じゃなくて、「しなくてはいけない」のです。
そんな家事について、これから説明します。
切迫早産の妻に家事をさせたら夫として失格です
切迫早産と診断されたら、基本的に家事はできません。
お腹が張ること以外は健康な場合も多いため、「見た感じは元気なのにダラダラ休んで家事をさぼっている」と勘違いされることも少なくありません。
しかし、どんなに元気そうでも「早産が差し迫った状態」である事には変わりないのです。
立っているだけでも重力によって早産が促されるんですよ。
もしも家事をしたことが原因で早産になってしまったら?
あなたの後悔は一生残ることでしょう。
仮に問題なかったとしても、妊娠中に夫に抱いた嫌悪感は決して忘れないと言われます。
「切迫早産なのに、夫は私に家事をやらせた」という恨みは消えません。
嫌われて家庭内で孤立…なんて悲しい事にならないようにしましょう!
「仕事で疲れてる」はタブー
「俺だって仕事で疲れてるんだから休ませてよ」
これは本当によくあると思います。
だけどこれ、明らかに間違った事を言っているのに気付けますか?
妊娠は休めないんですよ。
妻は毎日お腹で子供を育てつづけ、切迫早産の不安と戦っています。夫だけ仕事の疲れを癒している場合ですか?
夫婦なんですから、妻が耐えているなら夫も耐えるべきでしょう。
「俺は仕事で疲れてるんだ。ずっと家で休んでるんだから家事くらいやれるだろ」
こんなことは絶対に言わないでくださいね!
家事は妻子を守る行為だと自覚しよう
想像してみてください。
生まれた子供がお腹を空かせて泣いている時に、妻が熱を出して寝込んでしまったとします。
あなたは子供を放っておきますか?
そんなわけありませんよね。
妊娠した時点で、もう子育ては始まっているんです。母親はとっくに自覚していますよ。
生まれるまで父親としての自覚がない夫でいますか?
自宅安静の妻に代わって家事をやらないのは、お腹を空かせた子供を放ったらかしにするのと同じです。
妻だって、本当は家事をしなきゃと思ってます。そうやって自分を責めてしまう女性さえいます。
切迫早産の症状がおさまれば、また家事を頑張ろうと思ってくれているんです。
ほんの少しの間じゃないですか。妻と一緒に、大切な子供のために耐えましょ!
どうしても家事できない時は家事代行サービスを利用しよう
ほんの一時期とはいえ、「できないものはできない!」という人もいるかと思います。
- どうしても仕事が忙しすぎて、帰ったら倒れるように寝てしまう…
- そもそも家事のやり方がわからない…
- 家事をやると死ぬ病気なんだ…
そんな人の解決策が『家事代行サービス』です。
もちろん家事代行サービスには費用がかかりますが、妻が家事をできない一時期だけと考えると安いものです。
家事による負担や、妊婦を劣悪な環境に住まわせる事を考えれば、むしろ必要な出費といえます。
しかも今まで家事やったことないようなド素人と違って、プロが代行してくれるので完璧にこなしてくれます。むしろ妻より完璧にやってくれますw
妊婦のストレスを軽減し、仕事で疲れた自分の気持ちも楽になる。こう考えると非常に優れたコスパなんですよね。
初めて家事代行サービスを利用するなら『CaSy(カジー)』がおすすめです!
公式サイトはこちら⇒家事の時間を、家族の時間に。家事代行サービスCaSy
CaSyは「家事代行を、お金持ちだけでなく共働きのような夫婦でも気軽に利用できるように」と、業界最安値の料金を実現した家事代行サービスです。
料金は、部屋だけでなく水回りも含めた住宅内のお掃除全般・お買い物まで頼める料理代行……これが、1時間2190円~となっています。(エアコンやレンジフードの分解洗浄など、専門性の高い作業は別価格になります)
とても利用しやすい価格ですね!
毎週1回の依頼でも月1万円を切る料金で、しっかり教育されたプロの家事を受けることができるのですからコスパ最高ですよね。
訪問してくれるキャストは厳しい審査と教育を受け、損害賠償保険にも加入しているため安心・安全に利用できます。訪問前に評価や自己紹介を確認でき、キャストの変更も事前にできますよ。
また、パソコンやスマホから24時間365日いつでもどこでも簡単に予約・キャンセル・変更ができるのも大変便利です。
定期利用だけでなく1回だけのスポット利用もできるので、まずは気軽なスポット利用から試してみましょう!
\公式サイトをチェックしてみる/
⇒WEBから1分で予約可能。お財布と心が笑顔になる家事代行サービスCaSy
「切迫早産なのに夫は家事もやらなかった」と一生の恨みを買うくらいなら、少しのお金を払って円満な家庭を築くほうが良いに決まってますよね。
理想は夫が責任もってやる事ですが、どうしても出来ない…と感じる人は、ぜひ試してみてはどうでしょうか?