三島有紀子
1969年4月22日生。映画監督、脚本家。
もともとNHKでドキュメンタリー番組を企画・監督していた人なんですね。だけど映画を撮りたくて退局したそうです。
映画監督デビュー作である『刺青 匂ひ月のごとく』はぶっちゃけ知らんのですけど、その後は胸にじんとくるヒット作を続けざまに出しています。
人の心の“淡さ”を切り取って表現するのがとても上手な監督さんだと感じます。映像がいつも綺麗で、光の射し方はとくに感情を乗せるうえでも重要視しているようです。
また、エンドロールに流れる曲にとても気を遣っているらしく、『ビブリア古書堂の事件手帖』では出来上がった映像と手紙をサザンオールスターズに送り、想いの詰まった楽曲「北鎌倉の思い出」を作ってもらったそうです。
監督・脚本おすすめ映画
ここからは三島有紀子が監督や脚本を務めた作品を紹介していきます。
おすすめ度を☆〜☆☆☆の3段階に分けているので参考にしてくださいね。
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しあわせのパン
公開2012年|上映時間114分
おすすめ度:☆☆☆
原田知世と大泉洋が夫婦役で共演した心温まるヒューパンドラマ。
北海道の小さな町を舞台に、パンカフェを営む夫婦とそこに訪れてくる様々な人たちの模様を描いていく。
自然の雄大さを感じさせる美しい景色と、穏やかで透き通るような雰囲気を堪能できる良作です。忙しい日々に疲れたときに観ると心が満たされてほっこりしますね。
ぶどうのなみだ
公開2014年|上映時間117分
おすすめ度:☆
三島有紀子監督と大泉洋の再タッグ。
北海道を舞台に、ぶどうでのワイン造りをする兄弟とそこへ訪れた女性の物語。
のんびりとした空気感のなか映像がとにかく綺麗で、北海道に住みたくなります。お酒弱いんですけどワインちょっと飲みたくなってきます。
繕い裁つ人
公開2015年|上映時間104分
おすすめ度:☆☆☆
三島有紀子監督、中谷美紀主演で池辺葵の人気コミックを実写映画化。
昔ながらの仕立て屋と、訪れる人々の日常を描いた心温まるヒューマンドラマ。
服もネットで買うようになった今の時代において、一人一人に合わせた手作りの良さが身に沁みます。自分にとって「特別な服」を一着ほしいな、と思わせる作品です。
少女
公開2016年|上映時間119分
おすすめ度:☆☆
湊かなえの人気小説を、本田翼と山本美月のW主演で映画化。
「人が死ぬところを見たい」と密かに考えている女子高校生2人の姿を描く。
原作ファンの私としては物足りませんでしたが、死生観を強く意識させられる原作に興味を持ってもらえたらと思います。ばっさー可愛いけど演技が映画向きじゃないんだよなぁ。
幼な子われらに生まれ
公開2017年|上映時間127分
おすすめ度:☆☆☆
重松清の小説を豪華キャストで映画化した傑作ヒューマンドラマ。
お互いバツイチで結婚した夫婦と子供の、複雑な親子関係や血の繋がりについて苦悩と葛藤にもがく物語。
「家族とは?親子とは?」という普遍的なテーマを、じりじりと胸を焼くようなリアルさで描いています。子役を含め俳優陣の演技が真に迫ってどんどん感情移入してしまいますね。
ビブリア古書堂の事件手帖
公開2018年|上映時間121分
鑑賞後に追記します!
まとめ
三島有紀子 監督・脚本家のおすすめ映画を紹介しました。
映像が美しく、心にじんわりと染み渡ってくるような作品が多いですね!まだ観ていない作品で気になるものがあったら、ぜひご覧ください。
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