最近は本当に多くの動画配信サービスや宅配レンタルがあります。
各社それぞれに一長一短があり、
「これだけ押さえておけば完璧!」
というわけにはいかないのが現状です。
かといって全部のサービスを利用していたらコスパが悪すぎます。
どれか選びたいけど、数が多すぎて
どのサービスが自分に合っているのかイマイチ把握しづらいですよね?
ここでは各サービスの特徴をまとめて比較し、
それがどういう人にオススメなのかを紹介していきます。
ビデオオンデマンド(VOD)とは?
公開が済んだ映画や放送番組、オリジナルの映像作品などを
好きな時、好きな場所で観られるように配信する動画配信サービス。
- コンテンツごとに支払う
- 月額や年会費を支払い見放題
インターネット環境と対応機器さえあれば
視聴することが可能というのが大きな利点です。
それでは早速、各VODサービスについて
紹介をしていきたいと思います。
Hulu
- 月額933円(税別)の完全定額
- 無料おためし2週間
- 海外ドラマが特に充実
国内での定額制動画配信サービスの先駆けともいえる
業界大手のHulu。
CMもよく見ますね。完全定額で追加課金などが無いのも安心できる点です。
海外ドラマといえばHuluといって良いほど、
海外ドラマの充実っぷりがすごい。
HBOなどの独占配信も多くなっています。
大人気のウォーキング・デッドも見放題です!めちゃくちゃ面白い!
映画もジャンルが豊富で作品数もかなり多いです。
が、課金レンタル等がないので新作映画に関しては少し弱くなっていますね。
とはいえ旧作は更新も定期的に行われて見飽きることがありません。
キッズ向けのカテゴリがとても充実していて、
さらに最近は大人も楽しめるようなアニメコンテンツも急速に拡大しています。
日本テレビ系はもちろんのこと、フジテレビやTBSやNHKなどの番組も
幅広く配信されています。
リアルタイムで観られなかった人のために見逃し配信もありがたいですね!
バラエティ番組は多いですが、音楽番組やスポーツは数が少なめになっています。
対応機器がおおく、画質はすべてHDで綺麗です。
公式サイトはこちら
U-NEXT
- 月額1990円(税別)+追加課金レンタル・セル
- 無料おためし31日間
- 新作映画やアダルト、雑誌や書籍など多彩なジャンルを網羅
Huluと並んで業界大手で、USEN系の運営となっています。
取り扱い作品数がとんでもなく多いですが
すべて定額で見放題というわけではありません。
見放題の対象外は、作品ごとに追加での課金形式となっています。
「他と比べて月額が高いうえに追加で課金しないと観れないのかよ!」
と思う方もおおいと思います。
ですがアダルト含めジャンルが多岐にわたり、映像作品だけでなく書籍も豊富。
さらには毎月1200円分のポイントがもらえるため
新作映画が月に3本くらいポイントだけで観れてしまうんですよ!
このボリューム感と新作を観られる強さは他社のサービスには無いですね。
カテゴリ分けや特集が細かくされており、ユーザーインターフェースが良いです。
また、画質は基本的によく4Kの作品もあります。
4人まで同時視聴ができ、ダウンロードしてオフライン視聴が可能なのも大きな利点となっています。
公式サイトはこちら
dTV、dアニメ
- dTV:月額500円(税別)+追加課金レンタル
- dアニメ:月額400円(税別)
- 無料おためし31日間
- 音楽、韓流に強い。BeeTVがある
docomoとavexが共同で運営しているサービスで
国内会員数トップを誇っています!
勘違いされがちですが、ドコモユーザーじゃなくても利用できます。
取り扱い作品数がU-NEXT並に多いのですが、
その中にはミュージッククリップやカラオケ映像などがかなり含まれていますので
映画やドラマなどの作品数でいうと、そこまで豊富ではありません。
そのぶん音楽映像に強く、また、韓流もそこそこ充実しています。
大きな特徴としてBeeTVというオリジナル番組が見放題となっており、
人気ドラマのスピンオフ作品など他社とは違った面白さがあります。
画質は良し悪しがありますね…。ダウンロード再生は可能です。
アニメ特化のdアニメというサービスもあり
こちらも国内最大アニメ配信となっています。
最新の話題作から不朽の名作まで幅広くそろっていて、
なんとアニメソングも聴き放題です!
dTV、dアニメ、ともにコスパに関しても最強レベルです。
公式サイトはこちら
dアニメはこちら
Amazonプライムビデオ
- 月額プラン400円、年額プラン3900円(月換算325円)+追加課金でレンタル・セル
- 無料おためし30日間
- 洋画、オリジナル作品が多め
Amazon prime会員が利用できるサービスです。
年間プランだと月あたり325円と圧倒的に破格ですが、他社に比べると全体的に見放題コンテンツ数は少なめになっています。
その代わりレンタルや購入ができ、オリジナル作品にも力を入れてきています。
見逃し配信は基本的に有料となっていますね。
ダウンロード再生可能で対応機器も多いですが、画質は作品によって良し悪しがあります。
作品を選ぶ際にユーザーレビューをしっかり読むことができ、
観る前に評判を確認しやすいのが大きな特徴でしょう。
人によってはネタバレで失敗するかもしれないので注意が必要ですが…。
プライム会員そのもののメリットもたくさんあるので
コスパで考えると無敵です。
しかし映画やドラマを数多く視聴したい人にとっては
コンテンツ量に物足りなさを感じるのではないでしょうか。
公式サイトはこちら
Netflix
- 月額650円(ベーシック)、950円(スタンダード)、1450円(プレミア)
- 無料おためし1ヶ月間
- 海外コンテンツと高品質なオリジナル作品が充実
世界的にみると最大規模の動画配信サービス。
洋画や海外ドラマ、さらに質の高いオリジナル作品は充実していますが
国内コンテンツに関しては発展途上にあるのが現状です。
Hulu同様に追加課金なしの完全定額制ですが、
プランによって画質と同時視聴可能数が変更できるという
めずらしいタイプの料金システムになっています。
ダウンロード再生可能で、ユーザーインターフェースの良さが評判です。
公式サイトはこちら
Netflix (ネットフリックス) 日本 - 大好きな映画やドラマを楽しもう!
DMM動画 見放題chライト
- 月額500円(税別)
- 無料おためし2週間
- ジャンルやコンテンツ量は並だが、アダルトについては断トツ
DMMといえばやっぱりアダルトが強いイメージありますよね。
一般的な各ジャンルもありますが、数はとても少ないです。
アダルト無しで考えると他社のサービスを利用したほうが良いでしょう。
一人暮らしで堂々とアダルト見放題な人にとってはコスパめちゃ良いと思います!
私は妻帯者なので登録することは無さそうですw
こっそり無料体験してみようかな。
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FODプレミアム
- 月額888円(税別)+追加課金
- 無料おためし1ヶ月(Amazon payでの支払い)
- 国内のドラマやバラエティに強く、地上波より先出しドラマあり
フジテレビのオンデマンドです。
国内コンテンツが豊富で、新旧のドラマが見放題。
バラエティやオリジナル番組などの独占配信が多めですね。
地上波より先出しでドラマが観れたり、アナウンサーのカテゴリがあったりと
フジテレビ特有のサービスで勝負しています。
雑誌の読み放題や、コミック・書籍の購入などもあります。
2018年7月からAmazon payでの登録で初回1ヶ月無料のキャンペーンが行われています。
Amazon payとは、サイトにAmazonアカウントで登録・ログインすることで
アマゾンに登録してあるクレジットカード情報で
安全かつ簡単にお支払いができるサービスです。
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ビデオマーケット
- 月額500円(プレミアム)、980円(プレミアム見放題)
- 無料おためし初月
- 配信数20万本と国内最大級
配信数は最大級ですが見放題コンテンツはそう多くなく、
基本的にポイント購入で視聴するのがメインだと思ったほうが良いでしょう。
とはいえ毎月540ポイントもらえるので、コスパは悪くないです。
ジャンルはかなり幅広く、その中でも新作のドラマやアニメに強くなっています。
複数話パック・全話パックなどのお得なセット割引があり、
各テレビ局の見逃し配信があるのもとても便利ですね。
映画は邦画・洋画にとどまらず韓流などアジア作品も充実しています!
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auビデオパス
- 月額562円(税別)+追加課金
- 無料おためし30日間
- 毎月1本、最新作が無料で視聴可能。映画館での割引あり
KDDI運営のauユーザー限定のサービスです。
docomoがキャリアフリーなのに対し、auはユーザー限定になっています。
購入すればコンテンツは豊富ですが、見放題のコンテンツは少ないです。
しかし毎月1本、追加課金なしで最新作を観ることができます。
さらに会員限定の試写会に応募できたり
TOHOシネマズ、ユナイテッドシネマズ/シネマコンプレックスにて
映画鑑賞割引という特典があります。
これは他にない特別なサービスですね!
見放題メインで考えている人には物足りないですが
映画館にもよく足を運ぶ、という人にはオススメです。
公式サイトはこちら
TSUTAYA TV
- 月額933円(税別)+追加課金
- 無料おためし30日間
- TSUTAYA DISCASと組み合わせれば最強のコンテンツ量
レンタルビデオ業界の大御所TSUTAYAの動画配信サービスです。
見放題の本数は少なめになっていますが、課金で最新作を観ることができます。
毎月1080円分のポイントがもらえるので
新作を月2本ほどポイントだけで観られますね。
後述する宅配レンタルのTSUTAYA DISCASとのセットプラン(2417円)を組むことによって真価を発揮し、
観たいと思ったものは大抵みつかるほどのコンテンツ量になります。
もちろんアダルトも含まれます。
高画質の作品数が少なく、サイトがわかりにくいのが欠点です。
公式サイトはこちら
paravi
- 月額925円(税別)+追加課金
- 無料おためし初月
- 国内ドラマを全面的に押し出している
TBS、テレビ東京、WOWOWなどが連携した
2018年4月に始まったばかりのサービス。
国内コンテンツに特化しており、各局の得意分野を集結させています。
海外ドラマや映画の見放題を打ち出しているサービスが多いなか、
複数の局を活かした国内ドラマのオンパレードという強みで勝負しています。
毎月300円分のポイントがもらえたり、
ひとつのアカウントに最大7人まで登録できたりという特徴もあります。
ドラマやバラエティだけでなく、経済番組やドキュメントがあったりと
他社と違った特色があるので面白いですね。
まだ誕生して間もないサービスなので、これからコンテンツの増加に期待したいです。
公式サイトはこちら
Paravi(パラビ) - ドラマやバラエティなどが楽しめる動画配信サービス
宅配レンタルとは?
DVDやBlu-ray DISCなどのレンタルビデオを、店頭ではなく
宅配便などによる郵送でレンタル・返却するサービス。
料金形態は単品レンタルと定額プランがあり、
借りる本数によってお得な方を選ぶとよいです。
年々ユーザー数が増加しているビデオオンデマンドとの大きな違いは
- ディスクがあるのでレコーダー必須
- 在庫の有無
- すぐに視聴できない
- 延滞料金がかかる場合がある
- 配信されていない作品もたくさんある(逆もまた然り)
- インターネット通信を気にしなくていい
といった感じです。
気軽さではVODに勝てませんが、
動画配信サービスに無い部分が宅配レンタルならではの良さになっています。
新作を早く確実に観たいなら、配信を待つよりレンタルですね。
TSUTAYA DISCAS
- 定額レンタル8プラン月額1865円
- 無料おためし30日間(定額レンタル8+動画見放題プラン)
おすすめは定額レンタル8プランです。
このプランは基本的に8枚まで借りられるのですが、
なんと旧作はそれ以降でも借り放題になっています!
8枚目までは新作を借りて、それから旧作を借りるようにすれば
コスパよく大量に観ることができます。
前述のTSUTAYA TVと組み合わせた
定額レンタル8+動画見放題プラン(月額2417円)
にすれば、見放題対象作品は配送を待たずにスマホなどの通信機器で
何本でも観ることができ、さらには独占タイトルも多く、
価格に見合った最強のコンテンツ量になります。
公式サイトはこちら
ゲオ宅配レンタル
- スタンダード4プラン月額900円
- スタンダード8プラン月額1860円
- 無料おためし30日間(スタンダード8)
他社の宅配レンタルにない特徴として、「つぎクル」という機能があります。
通常は返却確認後でないと次のレンタルができないのですが、
「つぎクル」を使えばネットで発送準備を済ませば
すぐに次の作品を発送してもらえます。
操作も簡単でボタンひとつで可能です。
しかしこのゲオ宅配レンタルですが、他社と比較して8枚プランの魅力がありません。
では何が良いのかというと、4枚プランと単品レンタルが安くなっています。
あまりたくさん借りない人がちょこっと気軽にレンタルするのに向いている、
と言っていいでしょう。
公式サイトはこちら
DMM宅配レンタル
- ベーシック8プラン月額1680円
- 借り放題プラン月額1980円
- 無料おためし1ヶ月(ベーシック8)
宅配レンタル業界では最安値のプランとなっています。
ベーシック8プランは、TSUTAYAは8枚以降も旧作なら借り放題ですが、
DMMは8枚で完全に打ち止めです。
なので、オススメは借り放題プランですね。
たった300円プラスするだけで新作から旧作まで関係なしに見放題です!
新作を大量に借りたいならコスパ面でもDMM一択ですね。
逆に「新作そんなにたくさん観ないよ」という人にはTSUTAYAのほうがいいかと思います。
公式サイトはこちら
まとめ
ビデオオンデマンドと宅配レンタル。似てるけど違うたくさんのサービスをまとめてみました。
それぞれにメリットとデメリット、特徴などがあって面白いですね。
自分に合いそうなサービスは見つかりましたでしょうか?
私の一番のお気に入りはHuluですが、だからといって誰にでもオススメできるわけではありません。
- 観たいコンテンツがそろっているか
- コスパが見合っているか
結局はこの2つのポイントが人によってどう感じるかです。
ほとんどのVOD、宅配レンタルには
無料おためし期間があります。
とりあえず片っ端から無料で試してみて、自分に合ったサービスを見つけることが
最も良い手段であることは間違いありません。
ふたつのVODを併用したり、VODと宅配レンタルを組み合わせたりして、
長所と短所をうまく補うのも良いと思います。
すべて試していたら数か月のあいだは無料で動画ライフが満喫できてしまいますね!
ただし無料おためし期間が過ぎる前に解約しないと有料に移行して支払いが発生しますので、登録したら解約のほうも頭に入れておいてくださいね。
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では終わります。