のみとり侍とはあまりに聞き慣れない言葉ですね。内容うんぬんの前にポスターの阿部寛さんが浮世絵の再現度高すぎて笑えるw
監督
鶴橋康夫
出演
阿部寛/寺島しのぶ/豊川悦司/斎藤工/風間杜夫/大竹しのぶ/前田敦子/松重豊/桂文枝
予告動画
感想(以下ネタバレ含む)
評価☆☆(2/5)
笑いあり、人情あり、どんでん返しあり!なんだけど、どれも半端で内容が薄く感じました。
役者はそれぞれの個性が浮き彫りになっていて豪華でした!
えっちで面白い
まぁえっちなんですが、いやらしさより面白さが勝っていたので不快に感じる人はほぼいないでしょう。
寺島しのぶさんは相変わらず「色香」を演じるのが上手ですね。そして男の私から見ても、豊川悦司さんってセクシーだなぁ!w
阿部寛さんは『テルマエロマエ』で見せていたように屈強な肉体と、真面目であるがゆえに可笑しい演技が素晴らしかったです。
時代劇だけど古臭くなくて見やすい
時代劇だと雰囲気や時代背景、言葉使いなど、人によっては観るのをためらいがちです。ですがこの作品はとても見やすい。
時代劇の設定を壊さない程度に、すこし大袈裟な芝居だったり劇伴音楽だったりで、現代風のテイストを盛り込んでいました。R15ではありますが、年配の方向け、という感じになっていないのが良かったです。
ストーリーが薄味で物足りない
俳優陣のおかげで違和感なくストーリーに入り込むことができ、物語設定も斬新で序盤は期待が高まります。
後半になると意外な展開になり、ほっこりさせる話となっていきます。が、内容に中身がなく、それ必要?と感じる場面もいくつかありました。なので感動は正直まったくしませんでした。
明るい話なので観てスッキリ終わるのは良い事ですが、エンドロールを観ながら余韻に浸るほどのものが無いんですよね。
いっそのことコメディ要素をガチ盛りにしたほうが観終わったあとの印象も強く残ったのかな、と思います。
では終わります。
あ、関係ないですが『ワンダー 君は太陽』の試写会あたりました!期待大の作品のひとつなので一足先に楽しみに観てきます!